9月1日 オリックス戦
月が替わり9月の最初のカードはオリックス3連戦。
ライオンズの先発野上が2回に先制点を失ったが、ライオンズ打線がオリックスの苦手ディクソンをあっという間に攻略した。
先制点を奪われた直後の3回の表、森のヒット、浅村の死球以降、4番山川から8番岡田まで5連続タイムリーヒットで5点を奪い、一気にディクソンをKOした。
援護をもらった野上は4回に1点を失ったものの、7回まで投げて2失点の好投であった。
8回はシュリッター、9回には山川のホームランでリードを広げて最後は野田が締めた。
ライオンズは、引き分けを挟んで3連勝。野上は9勝目(8敗)を挙げた。
中押し点を奪う采配を
3回に一挙に5点をうばって、5-1と4点リードを奪ったが、4回にオリックスに1点を返されて5-2の3点差。
その直後、5回表に先頭の栗山がヒットで出塁し、バッターは呉。ここで強攻し、最悪の併殺打。
3点差に詰め寄られた時点で、点を取り返す野球をすべきではないだろうか。すなわち、この場面、呉にはバントではないだろうか。すでにこの試合で2安打を放っていたものの、呉には強攻ではなく、堅実にリードを広げるべきであっただろう。
結局、9回に山川のホームランが飛び出すまで、ライオンズは追加点を奪うことができなかった。
粗い野球をしていては上は望めない。確実に1点を取りにいく野球を期待したい。