大混乱の不正投球事件

菊池の不正投球

8月17日の楽天戦で2度、8月24日のソフトバンク戦で1度、菊池が不正投球を指摘された。

NPBは審判長が不正投球について、複数回注意を促したが改善されなかったとしている。

これが事実であれば、注意されたのに改善しなかった方が悪いということになるが、果たして辻監督は複数回注意されたことを知っていたのだろうか。

不正投球があった試合の後の辻監督のコメントは、怒りに満ちた内容である。複数回の注意を受けたことを知っているようには思えない。

後手に回ったNPBのコメントに非はないのか?

仮に、審判側の言い分が真実であるのならば、ライオンズ球団としての組織運営に誤りがあることになろう。

一方で、複数回の注意があったのであれば、8月17日の楽天戦の後に、なぜNPBとしてそのようなコメントが即座に出せなかったのだろうか。

NPBのコメントも後手に回ってしまったため、不正投球に関して大混乱を招いたと言わざるを得ない。

8月24日の試合では、菊池は若干フォームを変えて臨んでいるが、それでも初球から審判が不正投球を取るために見ていたとしか思えない判定である。

果たして、不正投球問題はどこに着地点があるのだろうか。

コメント

  1. しゃかもと より:

    選手に対して悪評がつくことをなるべく避けたかったということではないでしょうか。
    今年の菊池で言うと「不正で得た沢村賞」というレッテルを貼られる可能性もありますから
    穏便に済ませられるならそれが一番だったのでしょう。
    西武球団が本気抗議してきたのではっきり経緯も説明したと。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。
      不正投球を取ったあと、騒動が大きくなった時点ですぐに説明すべきでしたね。あいまいな説明をしたから騒動が大きくなってしまったわけで・・・

  2. ゆたか より:

    酷い指摘でした。
    それにしても福岡での試合は苦手意識持ちすぎ!ロッテは大勝いたしました。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。
      敵地を意識しているわけではないでしょうけど・・・同じ打者に打たれ過ぎというのが問題だと思います。涌井は苦手としている打者も抑えていましたね。ライオンズの選手たちも早く克服してほしいものです。

  3. ゆたか より:

    追伸個人的には何の問題ない投球フォームだと思いました。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。