8月11日 ロッテ戦
連勝が止まったあと、イマイチ波に乗れないライオンズであるが、この日の試合はそれを象徴する試合となった。
初回に浅村の2ランホームランで先制したが、先発野上は2回に1点を返される。
浅村が2打席連続のホームランで突き放したものの、5回に野上が2ランホームランを浴びて同点。
ホームランでしか点が取れないライオンズが残塁の山を築いているうちに、リリーフ武隈が失点し逆転を喫した。
最後は、一打同点のチャンスを迎えるも浅村、中村が倒れて終戦。
オリックスに敗れて、さらにロッテにも敗れ、下位チームに対して非常に痛い連敗を喫した。
足を引っ張るベテラン陣
前日の試合では、チャンスにカウント3-1から無理やり打った炭谷がチャンスをつぶすバッティングを見せた。
この試合では、中村である。
4回2アウト1,3塁で空振り三振、7回1アウト1塁で併殺打、9回2アウト2,3塁で空振り三振である。
4回の打席は、前の浅村が敬遠気味の四球で歩かされた後である。不甲斐ないにもほどがある。
さらに打てないのが栗山である。
ベテラン陣が打てず若手の足を引っ張っていては勝てるわけがない。メヒアだけでなく、ベテラン陣にもメスを入れなければならない時である。
選手を信じるのもいいが、時にはズバッと切り捨ててみることも大事である。
連勝が止まり、オリックス戦から歯車が狂い始めたライオンズ。果たして立て直せして上位を目指せるのであろうか。