8月6日 ソフトバンク戦
ライオンズの連勝が13で止まった。
8回、9回に驚異の粘りでソフトバンク自慢のリリーフ陣から6点を奪った。すばらしい粘りであった。
しかし、序盤は多和田の自滅、そして守りのミスも出た。継投も正解だったとは言えない。
試合後、辻監督は「いい負け方だった」とコメントを残した。連勝が止まる負け方としては、よかったのかもしれない。
しかし、143分の1であり、負けていい試合などない。
特に、大型連勝が続いているのであれば、トーナメントと同様に絶対に負けないように采配に万全を期すべきである。
勝つための投手リレーであっただろうか
多和田が四球で自滅し4点を奪われた後、5回に再度満塁のピンチ。ここで登板したのは、野田である。
満塁のピンチで登板した野田は押し出し四球を与えた。その後も、7回に本塁打を浴びて2点を失った。
野田が悪いと言っているのではない。野田を登板させることが正しかったかということである。
野田の後は、本田、平井である。勝ちパターンの継投ではない。点差が開いていたため仕方ないと言えば、それまでであるが、この試合は負けていい試合ではない。
負けるのであれば、武隈から勝利の方程式をつないで負けてもよかったのではないだろうか。
結局、野田が与えた押し出しと本塁打が響いたと言っても過言ではない。
打撃陣は勝つためにあきらめず粘りを見せた。首脳陣が勝つためにあきらめなかったのだろうか?
ともあれ、ソフトバンク相手に1勝1敗。明日は絶対に負けてはいけない試合である。
首脳陣の勝つための執念をみせてもらいたい。