7月28日 ロッテ戦
2年ぶりの7連勝を狙うライオンズの先発は野上。初回にロッテ先発の涌井から浅村がホームランを放ち2点を先制してもらった。
しかし、立ち上がり野上は尻下がりのピッチング。
3回に1アウト2,3塁のピンチを招くと、自身の暴投で1点を失うと、セーフティスクイズを決められて同点。
さらに、5回にはヒットを打たれた後、バントの構えのバッターに対してストレートの四球。余計な四球で1,2塁のピンチを招くと、スリーベースヒットを浴びて逆転された。
スリーベースヒットを浴びたロッテ加藤への配球。2ストライクと追い込んだ後に、3球目の高めに外す直球が中途半端な高さの失投となり、痛打を浴びた。
暴投、余計な四球、そして最後は失投。79球しか投げていない野上であったが5回で降板。自滅の野上に対して当然の降板であった。
涌井がアクシデントで降板し、風向きが変わった
1回の浅村のホームラン以降、涌井に1安打に抑えられていたが、7回に涌井が緊急降板。
先頭の栗山に1球を投げたところで、右足がつりベンチに下がり、マウンドに戻ってくることはなかった。その栗山は、代わった投手ロッテ南からなんと完璧なホームラン。1点差に詰め寄る大きな得点であった。
そして、最終回。
四球とヒットでチャンスを作ると、岡田がバント。バントは前進してきたファースト正面となったが、なんとサードのロッテ中村の足がベースから離れており、エラーで満塁のチャンスをもらった。
ここで金子が犠牲フライでまずは同点。そして、源田の犠牲フライでついに逆転に成功。
打ちあぐねていた涌井が降板した後、ロッテの救援陣から3点を奪い逆転。ライオンズが見事に逆転勝利で7連勝を飾った。