7月22日 日本ハム戦
前日の試合で連敗を止めたライオンズは先発に多和田を立てて連勝を期した。
その多和田は相変わらず立ち上がりから不安定。特にスライダーの制球が悪く、3回までのピッチングは目も当てられない内容。1点でも奪われていたら、3回までの降板もあったほど酷いピッチングだった。
しかし、3回までを無失点で切り抜けると、尻上がりに調子をあげ、7回を無失点で投げきった。この内容で多和田は試合を作ったと言えるのだろうか。試合を壊さなかったというのが正しい表現だろう。
多和田を助けたのは打撃陣。初回にメヒアが特大の2ランホームランを放ち先制。さらに、追加点が欲しいところで、源田が犠飛とタイムリーヒットで2打点を挙げた。
結局、多和田から武隈、増田と繋ぎ、牧田とシュリッターを温存して4-0でライオンズが連勝を収めた。
源田が大活躍
前述のとおり、源田は2打点の活躍であるが、守備でも随所にいいプレーを見せた。
足のある打者、日本ハムの松本、中島に対して、深いショートゴロを2つアウトにして守備でも貢献した。強肩、捕球から送球までのスピードともに申し分なし。
どちらもイニングの先頭打者だっただけに、非常に大きな意義のある守備であった。
これで盗塁まであれば、源田にとっては最高の試合になったであろう。盗塁の球団新人記録は明日の試合に期待したい。