7月21日 日本ハム戦
前カードでソフトバンクに3タテをくらったライオンズは、日本ハムとの3連戦。
ライオンズの先発菊池が6回1/3を3失点(自責2)に抑えて後半戦初勝利とともに、ライオンズの連敗を3で止めた。
ライオンズが先手先手の展開で、対戦チームが変わればこんなに違う展開になるかという程、ソフトバンクと日本ハムとでは戦い方が全く違うライオンズであった。浅村が先制ホームランを含む3打点、外崎が2点勝ち越し打を放つ活躍を見せた。
ライオンズが有利に試合を進めて点差がある展開であったが、勝利の方程式を登板させる必要があったのか、疑問が残る試合ではあった。
牧田は無失点ピッチングだったが、シュリッター、増田ともに1点ずつ点を失い、この後の2戦に不安を残してしまった。
記録に残らないミス
6回に菊池が2点を失って2点差に詰め寄られた。菊池が打たれたことは間違いないが、2点を失う前に守備のミスがあり、最少失点に留められた可能性があっただけに残念なミスであった。
ノーアウト1,2塁の場面、レアードの打球はサードへの強いゴロ。サード中村は3塁ベースを踏み、即座にセカンドへ転送。しかし、送球がワンバンドして2塁に入った浅村が捕球できず、アウトは1つしか取れなかった。
あわよくばトリプルプレーと考えたのだろうが、この場面はトリプルプレーよりも確実に2つアウトを取ることが大事であった。
記録上エラーにはならないが、2つのアウトを取れなかったことは明らかなミスである。トリプルプレーが取れなくて残念だったね、というプレーではない。ゲッツーが取れなかったことを十分に反省してもらいたい。
中村だけでなく、選手全員、監督、コーチも含めて気を引き締めて戦ってほしいところである。