リーグ戦再開後、1勝6敗
交流戦が終わり、リーグ戦が再開されて3カードが終わったが、ライオンズはリーグ戦再開して1勝6敗。目下5連敗中である。
交流戦後半からミスが出始めているライオンズであるが、この5連敗中のミスは多すぎる。
5連敗の始まりとなった6月28日のロッテ戦、牧田が延長11回に勝ち越し点を奪われた。勝ち越しタイムリーを打たれたのは牧田ではあるが、勝ち越し点となるランナーはメヒアのエラーで出塁を許したランナーである。
さらに5連敗目となった7月2日のオリックス戦、ライオンズが1点リードした5回にウルフが打たれて逆転を許した。5回の先頭打者のサードゴロを中村がエラーで出塁を許したのが逆転のきっかけとなってしまった。
勝ち越し、逆転につながる痛いエラーであり、この2つのエラーで2試合を落としている。特に、メヒアも中村も打撃で全く貢献していないだけに、仕方ないでは済まされないエラーである。
走塁エラーが多発
オリックス3連戦では、走塁エラーが多発した。
1戦目では金子が牽制死、2戦目では外崎が牽制死、3試合目では秋山が牽制死である。特に、3戦目は初回の先頭打者秋山が出塁した後であり、非常に痛い牽制死であった。
さらに、秋山の牽制死の後は、源田が四球、浅村がエラーで出塁し、中村のタイムリーヒットにつなげたが、浅村が1塁から3塁を狙ったところで、3塁手前で憤死。
オリックスのレフトT-岡田が打球処理を若干誤ったため浅村は3塁を狙ったのであり、走塁ミスとまでは言えないが、その後に栗山の2塁打が出ていただけに痛い走塁死であった。
結局この回は、四球、四球、エラー出塁、ヒット、二塁打で奪った得点はたったの2点であった。
これだけ、守備ミス、走塁ミスが出れば5連敗しても全く不思議ではない。
打撃には好不調の波があるが、守備、走塁に関しては好不調はない。今がライオンズの踏ん張りどころ。上を狙えるのか、ズルズルと後退してしまうのか、今一度、守備と走塁の引き締めが必要である。