6月7日 巨人戦
4連勝中のライオンズに対して、11連敗中のジャイアンツ。ライオンズの先発は2年ぶりの先発となる岡本洋介。
この岡本が試合を作り、連敗中のジャイアンツに得点を与えない好投を見せた。
ピンチを招いても要所を締める粘りのピッチング。6回に最大のピンチを招いたところで、岡本はマウンドを降りた。5回2/3を投げて81球、被安打3であった。
岡本を継いだ、武隈、牧田、シュリッター、増田が無失点で完封リレー。
打線はメヒアと中村のホームランで3点を奪い、3-0でライオンズが完封勝利を収めた。これでライオンズは5連勝で貯金は今シーズン最大の9とした。
メヒアのホームラン
4回に飛び出したメヒアの2ランホームランでライオンズが先制、結局このホームランが決勝点となった。
このメヒアの打席、ジャイアンツの先発吉川はメヒアの顔付近に初球を投げた。
この投球に対して、メヒアはかなりムッとした表情。そして、3球目のカーブをメヒアは左手一本でライトスタンド中断まで運んだ。
ダイアモンドを一周したメヒアに笑顔はなかった。初球のボール球に対して相当怒こり、アドレナリンが出まくりだったのではないだろうか。
最近の試合では、ただでさえ集中力が凄いメヒアに対して、さらにメヒアの集中力を高めてしまったジャイアンツバッテリーの初球の配球が勝負のすべてであった。