40球を放った武隈
5月30日広島戦の8回に野上を受けてマウンドに上がった武隈であるが、8回にアウトを1つとるだけで15球を要した。
その武隈は9回も続投。そして2アウト後にタイムリーヒットを打たれて決定的な3点目を失った。
しかし、それでもベンチは武隈を交代させず、結局さらに2点を失ったところで武隈は交代となった。この試合で武隈は40球を投じた。
武隈の起用に疑問符
武隈は、リードしている場面でも、小差のビハインドの場面でも登板する便利な投手である。
しかし、この日は40球。これで連投はなくなった。短いイニングを数多くの試合で投げるのが武隈の使命であると思うが、40球を投げさせる前に交代できなかったのだろうか。
1つ目の機会は、9回の頭(15球)。
2つ目の機会は、3点目を失った時点(25球)。
さらに、ピッチャー強襲ヒットで連打となった場面で変えることも考えられる(30球)。
なぜ40球も投げて、多くの失点をするまで変えなかったのか。ベンチの采配には疑問しか残らない。