あと1本・・・

5月30日 広島戦

2017年の交流戦が始まり、ライオンズの初戦はカープ。

ライオンズ先発野上が8回途中2失点と好投したが、打線が野上を見殺しにして完封負け。ライオンズは3連敗となってしまった。

ライオンズ打線が作ったチャンスは3度。しかし、あと1本が出なかった。一方で、カープが作ったチャンスも3度であるが、いずれも1本が出て得点するという好対照な展開となってしまった。

あと1本

昨シーズンの田辺監督の口癖であった。この試合は、昨シーズンのライオンズの試合を見ているようであった。

3度のチャンスはいずれもツーアウトから作ったチャンス。終盤まで投手戦が続いていただけに、1本が出ない歯がゆい打線であった。

初回は1,2番が菊池の好守備に抑えられてしまった後に3,4番でチャンスを作ったのであるが、流れが悪いというか、菊池を褒めるしかないのだろうか。

一方で、もう少し動いてもよかったのではないかと思えたのは6回の場面。ヒットの栗山を1塁においてメヒアが2塁打を放った。1点差でどうしても1点が欲しかった場面である。

メヒアの2塁打に対してレフトの松山が打球処理をもたついたのであるが、栗山に田代や金子を代走に出していれば、もしかしたら1点を取れていたかもしれない。

結果論かもしれないが、実際に栗山の次の打席では代打が送られている。そうであれば、なぜあの場面に代走を出して勝負を懸けなかったのであろうか。

1点を取る執念が少し足りなかったのかもしれない、と思える試合であった。

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