4月15日 ロッテ戦
前日のメヒアの逆転本塁打で4連勝したライオンズ、5連勝は元エースの涌井に阻まれた。
栗山がスタメンを外れ、レフトに斉藤、DHに山川の布陣で臨んだが、打線の低調ぶりはこの日も続いた。
投手戦と言えばそれまでだが、ライオンズは相変わらず三振が多く、下位打線が弱い。6番山川、7番斉藤、8番炭谷、9番木村は相手ピッチャーにとっては非常に楽な打線であろう。
1~5番だけで攻撃をしているようなものであるが、この日は下位打線だけでなく1,2番も出塁ゼロ。好投する野上を援護することはできず、1-0で完封負けを喫した。
完投した野上
野上が8回を投げ、92球、被安打3で失点1。見事な完投負けであった。
2014年以来の自身3度目の完投である。初登板こそ打ち込まれたが、先日の試合から制球を取り戻し、この試合は完投である。
なかなか先発投手が安定しない中、野上が調子を上げることは大きな意義がある。菊池、野上、ウルフが安定して勝ち星を積み重ねれば、裏ローテが安定しなくても、なんとか勝負になっていくであろう。
野上を援護できなかった打線の奮起に期待がかかる。