4月9日 ソフトバンク戦
前日に本拠地で今シーズン初勝利を挙げたライオンズ。3連戦の勝ち越しを懸けた3戦目は、ウルフの好投でソフトバンクに快勝。ここ数年苦手としているホークスに対して今シーズン初対戦で勝ち越しを決めた。
ウルフは、持ち味の動く球でゴロアウトを積み重ね、打たれたヒットは散発5安打。7回91球1失点でマウンドを降りた。
打つ方の助っ人メヒアは、1本塁打を含む2安打2打点。助っ人2人の活躍で作ったリードを守るべく8回からの継投は勝利の方程式の一角、シュリッターと増田が登板。
増田が1点を失い、さらに1発逆転のピンチを迎えたものの、なんとかリードを守りきりライオンズが逃げ切り勝ちを収めた。
ライオンズ走塁のミス
4得点のうち犠牲フライで2点を挙げ、1点を取る野球を実践中のライオンズであるが、この日は走塁のミスが目立った。
まずは1回、先頭の秋山がヒットとエラーでノーアウト2塁のチャンスを作ったが、続く源田のショートゴロで秋山が3塁に向かい、タッチアウト。
さらに7回、先頭の田代が死球でランナーに出たが、けん制死。
いずれも、先頭打者として出たランナーが走塁ミスでアウトである。1回は先制の機会、7回はソフトバンクに点を取られた後の攻撃だったため、非常にまずい走塁であった。
試合には勝てたものの、細かい走塁ミスは猛省すべき点である。守備のミスとは違い、走塁のミスは単なる判断ミスである。
辻監督はインタビューで反省すべき点があったと認めていた。次のカードに向けてライオンズ首脳陣の対応が試されるときである。