制球の定まらない多和田の替え時を誤り大量失点したライオンズの継投

4月4日 オリックス戦

ライオンズの2カード目は、ホームでのオリックスとの2連戦。

先発ローテーションの2番手として期待されている多和田が先発した。

先制したのはライオンズ。オリックス先発のディクソンの立ち上がり、四球を絡めて無死満塁から中村が犠牲フライ。さらにディクソンのエラーで2点を先制した。この回、放ったヒットは1安打のみ。ミスでもらった2得点であり、この試合もライオンズペースかと思われた。

しかし、ライオンズの先発多和田が制球に苦しみ、ボール先行。変化球が抜け、カウントを悪くしたところでカウントを取りに行ったボールを痛打されるピッチングが続いた。

多和田のピッチング

3回にはヒットと死球からピンチを招き、2点を失い同点とされた。この回、さらに多和田は1死球を与えており、球数は多く、素人目に見ても調子が悪いのは明らかである。

そして、5回、オリックスは1番からの好打順に対して多和田は3連打を浴びて簡単に勝ち越された。この時点ですでに97球。5回まで投げきったところで、1点リードされて勝ち投手の権利が得られるわけでもない。しかし、首脳陣が選んだ選択は多和田の続投であった。

そして、次の打者に初球にホームランを浴びて、4点のリードを与えてしまった。5回ではあるが、ほぼ試合が決まった一発であった。

勝ち越された時点でピッチャーを変えるという発想はなかったのだろうか。結果論と言えばそれまでかもしれないが、今日のピッチングの内容で多和田の続投には疑問が残る采配であった。

結局、その後両チームとも1点ずつを取り合い、7-3でゲームセット。オリックス相手にライオンズは痛い黒星を喫した。

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