相手のミスを活かしたライオンズが開幕カードの勝ち越しを決める

4月2日 日本ハム戦

ライオンズ先発のウルフは、6回を投げて3失点。打撃陣が点を取った後に、点を取られる苦しいピッチングではあったが、今季初先発で先発投手としての役割を果たしたマウンドであった。

前日の試合ではつながらなかった打線ではあるが、この試合ではメヒアが今シーズン初ヒットを放つと、猛打賞の活躍。5回には、相手のエラー、バッテリーエラーにタイムリーヒットを絡めて4点を奪って勝ち越しに成功。クリーンアップで打線がつながり、合計6得点を挙げた。

先発ウルフの後は、今シーズンの勝利の方程式と考えられている、牧田、シュリッター、増田が登板。牧田は7回を10球3人、シュリッターは8回を14球4人、増田は9回を10球3人で抑えた。打たれたヒットは大谷の内野安打1本のみであった。

今シーズンの勝利の方程式が機能してライオンズが逃げ切り、6-3でファイターズに勝利を収めた。

打線はまだまだ不安定

開幕カードに勝ち越しを収めたライオンズではあるが、打線には課題が多い。新しい風と言われている、田代、木村の打撃の調子が上がらず、打線が途切れてしまうのである。

特に、田代は初球を振らないといけないルールでもあるかのように初球から手を出して凡打を積み重ね、一方で粘ったかと思えば、3ボールからクソボールに手を出し、結局追い込まれて三振である。

ここまで秋山の出塁率が高くないため、田代で何か策を講じることができず、2番打者としては全く機能していない。秋山の出塁率が上がってくれば、田代の存在意義も変わってくるだろうか。

一方、9番源田は8番炭谷の出塁率が意外に高く、バント、犠牲フライ、進塁打と、ヒットはまだ1本ながら大活躍中である。

このまま、2番に田代を使うのか、はたまた源田や、栗山を入れるのか、これからの辻監督の采配が注目される。

コメント

  1. 福岡のレオ党のヨネさん より:

    田代選手には気の毒だが、荷が重いし迫力に欠ける。金子選手の復帰まで代走、守備でチームを支えてほしい。それにしても辻監督の用兵は我慢強いし、チャンスを手に入れることが出来ない選手はそこまでの選手と思わざるを得ない。本拠地はレフト栗山で行くしかないと思います。また、代走に出た斎藤選手は野球センスがないようだ。木村選手の犠牲フライで3塁に進塁していないのに頭をひねった。あの場面、センター岡は全力でバックホームは100パーセントである。6点目を阻止するはずである。ならば、仮にホームで走者がアウトになっても1死3塁の場面を作るべきでシンキングベースボールを出来ない選手であると判断せざるを得ない。田代選手に先んじられたわけが分かるし、その田代選手が現状ならばこの両者推して知るべし。愛斗、鈴木にとってかわられるであろう。

    • Mr.H より:

      コメントありがとうございます。

      田代は2番としては苦しいですね。ヒットも打てず、粘りもなく、自動アウトと言われる炭谷よりも酷いですね。チャンスを与える采配には理解できますが、いつ見切るのかにも興味があります。

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