打線がつながらず2戦目で辻監督の初黒星

4月1日 日本ハム戦

ライオンズの先発は野上。その野上はボール先行のピッチング。ストライクを取ることに苦しみ、決め球が甘くなり、典型的な打たれるピッチングである。野上は、5回を投げて被安打8失点3でマウンドを降りた。試合を壊すことはなかったが、不満の残るピッチングとなった。

結局ライオンズは1度も追い付くことができず、3-1でファイターズに敗れた。

この試合は、ライオンズの打線がつながらず得点が挙げられない。特に、1,2番がなかなか出塁できず、1,2番でチャンスを作ったのはようやく9回。クリーンアップは好調であったが、9回に作ったチャンスでは3番浅村、4番中村が凡退してゲームセット。チャンスで1本が出ないのは仕方がないにしても、浅村の先制の場面での打席に悔いが残った。

秋山のヒットからチャンスを作った3回の先制の場面、1アウト3塁から浅村が平凡な内野フライ。初球を内野スタンドへのファールフライを打ち上げており、この時点で修正すべきところ、同じようにアッパースイングで平凡な内野フライを打ち上げ先制ならず。1点を取る野球を目指しているにもかかわらず、新キャプテンの目に余るバッティングであった。

そんな中、源田がプロ入り初ヒットを放ち、内野ゴロで打点も挙げた。1点を取る野球をしているのは源田だけであろうか。源田は守備はソツなくこなしており、9番打者として大活躍中と言っていいだろう。

一方、投手陣は、野上を92球で交代させて、小石、野田、牧田、シュリッターと繋いだ。開幕して早めに1度投げさせておきたいという首脳陣の思惑であろうか。いずれのリリーフ投手も無失点に抑えるピッチングで今後の活躍が期待できそうである。

明日は開幕カードの3戦目。ぜひとも勝ち越しを決めて欲しい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。