WBC2次ラウンド vs.キューバ
キューバに何度もリードを許す苦しい試合であったが、侍JAPANは8回に勝ち越して8-5で見事な逆転勝利!
この試合ですでに2安打を放っているに代えて代打内川を送り、勝ち越し点を奪った采配も光った。
2本の本塁打、4度の出塁の山田の復調、3安打3本のタイムリーヒットの4番筒香の活躍が目立った試合であったが、負けず劣らずライオンズ陣の選手たちもいい活躍であった。
ラッキーボーイ松田?の後の秋山
この試合で同点タイムリーヒットを放っており、ここまでのWBCではラッキーボーイは小林であった。
しかし、今日の試合のラッキーボーイは松田ではないだろうか。
1点を追う6回、松田は振り逃げで出塁し、続く秋山が四球でつないだ。その後の小林の同点タイムリーである。
さらに、同点の8回、松田は相手のエラーで出塁し、続く秋山のヒットで1,3塁のチャンス。ここから代打内川の勝ち越し犠牲フライである。
いずれもラッキーな松田の出塁から生まれた得点である。そして見逃せないのが、その出塁を生かした秋山のつなぎである。
今日の秋山は3打数1安打1四球。地味ながらも、きちんとつなぎの仕事をこなす仕事人の活躍であった。
守護神牧田と初登場炭谷
ようやく守護神に定着した感のある牧田とコンビを組んだのはこのWBC初登場の炭谷であった。
炭谷は初登場ながらもきちんと仕事をこなし、牧田と共にあっという間に3人を料理した。小林もこのWBCを通じて成長したが、やはり牧田には炭谷である。安心して見ていられる。
今後の試合でも、牧田と炭谷のコンビが見たい。