3月11日対阪神オープン戦
9回表まで5-4とリードしたライオンズであったが、9回の裏に落とし穴があった。
2アウト1,2塁から打者大山の当たりはサードへ。その打球をサード渡辺直がトンネルし、2者が生還。守備のミスからサヨナラ負けとなってしまった。
渡辺直はベテランのユーティリティープレーヤーである。守備には定評がある職人であるが、その職人の守備のミスである。たしかに打球は直前でバウンドが変わったように見え、簡単な当たりではなかったと思われる。しかし、渡辺直であればトンネルではなく前に止めてほしかった。
2016年は守備のミスで負けた試合が数えきれないくらいであった。
監督が辻監督に代わり、守備を重視する方針が打ち出された。今シーズンは、キャンプや練習試合から、内野には守備に定評がある永江やルーキーの源田が起用されている。
しかし、さっそく守備のミスで試合を落としてしまった。
オープン戦でよかった、と言えるように、シーズンが開幕してから守備のミスで落とす試合がないことを祈る。