侍JAPANは3戦全勝で1次リーグを突破
中国に勝利を収めて、侍JAPANは1次リーグを3戦全勝とした。
とはいえr、中国との試合の前にオーストラリアが中国に勝利した段階で、侍JAPANの1次リーグ突破は確定していたのである。
中国戦はいわゆる消化試合である。そうなれば、中国戦にはまだWBCで出場機会がない選手を起用するべきである。
2次リーグからいきなり出場しても本領を発揮することができない可能性があるためである。
未だに出場なしの炭谷
投手では、先発の武田、リリーフでは藤浪、増井、松井が初出場となった。何人もの投手を同時に登板させることはできないため、リリーフで順番に登板させたのである。
一方、野手は投手以外に8つのポジションがあり、同時に新たな選手を起用することが可能である。これまで出場していなかった野手は、日本ハム大野、西武炭谷、広島田中、西武秋山である。
これらの野手を同時に先発出場させることは可能であった(大野と炭谷を除く)にも関わらず、先発マスクは小林で、スタメン出場したのは田中だけである。
今後の戦いを見据えた選手起用ができていないと言わざるを得ない。
最終的に大野と秋山は途中交代で出場したものの、大野は2打席、秋山は1打席のみの出場であった。
そして、炭谷に限っては未だに出場なしである。楽天嶋の代わりに開幕ギリギリになって招集しておきながら、未だに出場なしとはどういうことか。
捕手で言えば、守備力は3人の中で炭谷が最も上位であることは間違いない。いずれ炭谷の力が必要になるときが来るはずであるが、その準備を怠っているように見えてならない。
なんとも残念な中国戦であった。