侍JAPANはWBC白星発進!牧田は抑えで登板

WBC開幕

侍JAPANのWBCが始まりました。初戦の相手はキューバ。

事前の強化試合では打線が湿りっぱなしだった侍JAPANですが、キューバ戦では14安打11得点とバッティングの調子が上がってきたようです。

一方で、比較的好調であったリリーフ陣が打ち込まれ、先発の石川の失点を除き、リリーフ陣だけで5失点を喫してしまいました。

この試合、最も活躍したのは広島の菊池でしょう。開幕前からの好調を維持し、攻守に活躍して勝利に貢献したといっても過言ではありません。

サードで起用されたソフトバンク松田が4安打4打点と暴れましたが、菊池の攻守に渡る活躍には及びません。

投手では、大役を果たし、4回を1失点で投げきったロッテ石川でしょう。

不安の残るリリーフ陣

石川の後は、リリーフ陣として、楽天則本、中日岡田、オリックス平野、ヤクルト秋吉、西武牧田が登板しました。

則本は以前から国際大会で回跨ぎのリリーフを失敗していますが、この試合でも3イニング目に3失点を喫しています。回跨ぎの則本の起用は不安です。

強化試合で安定していた平野が不安定で、さらに2アウトから平野が許したランナーを置いて登板した秋吉が打たれてしまいました。

この場面、秋吉にスイッチする必要はあったでしょうか。得点差があったため、平野が失点してから投手を交代してもよかったのではないかと、采配に少し疑問が残ります。

そして、秋吉が8回の3つ目のアウトを取ったため、最終回は楽天松井がストッパーとして登場するのかと思われましたが、最後はなんと牧田でした。

松井をストッパーにしなかったことは評価できますが、事前の強化試合でストッパーとして一度も起用されていない牧田を本戦でいきなりストッパーとして起用するのはどうなのでしょう。

牧田は、対戦経験のあるデスパイネまで回したくなかったでしょうが、3人のランナーを背負いデスパイネを迎える苦しいピッチングになってしまいました。しかし、最後は逆玉っぽいストレートで見逃し三振。なんとか無失点で切り抜けて侍JAPANの勝利です。

白星を収めたものの、平野、秋吉、牧田あたりは今後も少し不安です。ストッパーを牧田で固定すれば各投手がそれぞれの持ち場で存分に力を発揮できるのではないでしょうか。

今後の小久保監督の投手起用に注目です。

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