秋山の三塁打で強化試合最終戦を辛勝
WBC日本代表はオリックスとの強化試合の最終戦を白星で飾った。
引き続き打てない打線ではあるが、9回2アウト1,2塁からベンチスタートとなった秋山が代打で登場。
4球目をライト線に落とす三塁打で2点を勝ち越し、侍JAPANを勝利に導いた。
カーブに合わせた技ありのバッティング
秋山の打席、初球のストレートをボールと判断して見逃したが高めいっぱいのストライクの判定。
2球目の大きなカーブは高めに入ったが、振りにいきファール。
2ストライクと追い込まれた3球目、151キロのストレートが逆玉で内に入るがファールで逃れる。
そして、4球目のカーブである。
インコース低めに来た球は見逃せばボールであったであろう。秋山はバットを出し、最後は右手一本を残すバットコントロールで打球をライト線フェアグランド一杯のところに落とした。
2球目のカーブを思い切り振れたこと、さらには秋山のバットコントロールが成せる技ありの一打であった。
WBC本線での外野手は?
侍JAPANの外野手は筒香、青木、秋山、平田、鈴木の5人である。
筒香が4番レフト、青木を1番で起用することから残る枠は一つである。
4番筒香を固定するのはいいとして、青木を固定する必要はあるのだろうか。
同じセンターなら守備範囲を考慮すれば、秋山であろう。バッティングセンスも青木に劣らないはずである。
強化試合最終戦で、鈴木がホームランを放ち、平田もチャンスメークのヒットを放っている。
残り1枠を秋山、鈴木、平田から選ぶのではなく、青木を含めて2枠を4人から選んだ方がいいのではないだろうか。
WBC本線でも秋山の活躍に期待したい!