ライオンズから秋山と牧田
第4回WBCメンバーが発表された。
ライオンズからは秋山と牧田の2選手が選出されている。
牧田は国際試合経験も豊富で、チーム内でも先発、中継ぎ、抑えとどこでも投げられる便利屋である。球数制限があるWBCでも大いに活躍が期待できる選手である。
ただ、タイミングを外して打ち取るピッチングスタイルであるため、タイミングが合ってしまえば打たれてしまうのは変則フォームの宿命であろう。どれだけ打者のタイミングを外せるかが活躍のカギとなる。
秋山は216本の男である。とはいえ、固め打ちするときはいいが、それ以外は全くダメなときがある。バッティングよりも堅実な守備、広い守備範囲でチームへの貢献を期待したい。
代表枠は残り1
日ハムの中島卓が代表を辞退し、1枠がまだ決まっていない状態となっている。報道によれば、ソフトバンク今宮を中心に調整を進めているとのことである。
しかし、本当に今宮でいいのだろうか。
中島卓には足と粘りを期待されていたはずである。一方、今宮はどうだろうか。足が遅いとは言わないが、盗塁は期待できないのではないだろうか。少なくとも、以前のWBCでの鳥谷のような盗塁は期待できないであろう。
また、今宮には粘りがあるわけでもなく、想定外の一発(あるいは送りバント)が期待できる程度である。もちろん、守備が一流なのは言うまでもない。そうすると、中島卓の代わりに今宮という選択肢はどうなのだろうか。中島卓に期待されている能力を補える選手を選出すべきではないだろうか。
粘りという点でいえば、ソフトバンク中村晃、ヤクルト川端あたり。足で言えば、日ハム西川あたりが候補になる。
ショート坂本のバックアップでショートの控えで今宮を選出するということも理解できなくはないが、サードの控えもいない状況である。であれば、サードの控えと粘りを期待してヤクルト川端という選択肢があっていいと思う。
さて、最後の一枠はどの選手になるのであろうか。