ライオンズの最後の2連戦
マジック1となった日本ハムとの2連戦でライオンズの2016年シーズンが終了する。
2015年はソフトバンクが優勝であったが、優勝が決まった試合はライオンズとソフトバンクの1戦。高橋光成が打たれて敗れ、ソフトバンクの優勝が決定した試合である。ライオンズの選手たちは、ヤフオクドームでソフトバンクの胴上げを見ることとなってしまった。あれから1年あまり、今年は日本ハムの優勝が間近に迫っている。
2年連続でライオンズが他チームの胴上げを見届けるのは避けたいところであるが、日本ハムのマジックはすでに1である。このライオンズ最後の2連戦で日本ハムが1つでも勝つか、あるいはその間にソフトバンクが1つでも負ければ、西武ドームで日本ハムの胴上げとなってしまうのである。
2連戦の先発
初戦はエース岸である。日本ハム吉川との投げ合いが予想される試合である。岸の去就は未定ではあるものの、是非とも勝って来シーズンにつなげてもらいたい。できればライオンズのユニフォームを着てもらいたいところである。
2戦目は菊池である。開幕投手であり、最終戦の投手も任されることとなった。菊池はすでに12勝を挙げているが、目標であった15勝には到達できなかった。しかし、最後を勝って有終の美を飾って欲しい。そして、6イニング以上投げて規定投球回数もクリアしてほしいものである。
いくらライオンズが頑張ってもソフトバンクが負けてしまえば、日本ハムの胴上げを見ることにはなってしまうが、せめてライオンズが負けないように田辺ライオンズの最後の意地を見せてもらいたいところである。