自身9連勝のピッチング
菊池は、9月9日のロッテ戦、9回を一人で投げ抜き、115球1失点の見事な完投勝利。自身9連勝、今シーズンの11勝目をマークした。
前日の試合で、郭俊麟が危険球退場、藤原が打球を足に当て負傷退場となり、リリーフ陣への負担が大きかったところでの完投は非常に大きな意味がある。
自身3年ぶりの完投勝利ではあるものの、今シーズン完投負けは記録しているため、今シーズン2度目の完投である。
もっと完投できる力を持ったピッチャーである。
森とのコンビで初勝利
前回のコンビでは森と呼吸が合わず、初回から菊池が森をマウンドに呼ぶ場面が目立った。
しかし、2度目のコンビでは菊池が森をよくリードしたと言ってもいいのではないだろうか。
力で抑えるピッチングではなく変化球を駆使して5併殺を取るピッチングは、菊池の成長を感じさせた。
規定投球回に届くか
規定投球回まではあと17回1/3である。残りの登板は2試合、多くても3試合である。
規定投球回クリアには完投できるかがカギになる。かなり厳しい数字ではあるが、この菊池の調子であれば規定投球回クリアも可能であろう。