9連戦を終えて

2勝7敗

ライオンズのオールスター前の前半戦最後は初の9連戦。ロッテ、オリックス、楽天と3連戦3カードであった。

結果は2勝7敗。勝ったのは岸とバンヘッケンが先発した試合のみ。9連戦で借金を5つ増やして今季最大の借金14で前半戦を終えた。

9連戦では、1点差負けが4回、1点が取れず接戦に弱いライオンズを象徴する戦いとなってしまった。

具体的にみると、9試合でエラーは、0,1,1,1,0,2,0,1,2の合計8つ

ヒットは、8,10,10,10,4,7,10,5,12であり、相手チームより多くのヒットを打ったのは6試合である。

エラーだけに限らず、バントミスや走塁ミスも目立った9連戦であった。ヒットは打つが1点が取れず、ミスで失点して負ける今シーズンよく目にするライオンズの姿といえる。

収穫

借金を5つ増やして、収穫がなかったかといえばそうでもない。

投手陣で言えば、野田と大石の台頭であろう。

投げっぷりのいい野田は5試合に登板し、2ホールド。本塁打で1点を失ったものの、首脳陣の信頼を確保できたと言える。

大石も5試合に登板し、1ホールド。失点はゼロ。今シーズンは14試合に登板して失点ゼロを継続中である。覚醒のときと言える。

打者陣で言えば、秋山の復調である。

調子を落としていた秋山であったが、楽天3連戦で8安打を放ち、調子を取り戻した。

他にも呉念庭がスタメン出場した。楽天戦では、2度の満塁の場面で2度とも凡打と苦しんだが、今後楽しみな選手の一人である。

田辺監督は、守備を固めると宣言しており、後半戦からはエラーが減ることを期待したい。

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