新たな勝ちパターンの確立へ

新たなリリーフ投手の台頭

7月11日の楽天戦、エース岸がマウンドを降りた8回に、野田昇吾と大石達也が2点差の場面でリリーフ登板した。

8回の1イニングを2人で投げ、野田がランナーを背負ったものの大石が後続をゲッツーに打ち取り無失点に抑えた。

野田昇吾はルーキーイヤーでこの試合に登板するまで、6試合に投げて無失点。

大石達也はハンカチと同学年のドラ1で、すでに終わったかと思われていたが、今シーズン何故かここまで失点せず、12試合に投げて無失点。

いずれも無失点の投球を続けて首脳陣の信頼を勝ち取り、十亀や武隈を差し置き、2点差の厳しい場面でリリーフ登板にたどり着いた。

セットアッパーの地位を確立できるか

昨シーズンであれば、高橋朋がストッパー増田がセットアッパーとして機能していたが、高橋が離脱している今シーズンはセットアッパーが不在である。

牧田がロングリリーフ兼セットアッパーの便利屋として機能していたが、牧田も離脱してセットアッパーに苦しむライオンズである。

牧田が復帰してからもセットアッパーには苦慮することであろう。

野田や大石であれば、十亀を登板させて打たれるよりも何倍も納得できる。

野田と大石の2人がこのまま活躍を続けてくれることを期待したい。

コメントをどうぞ

メールアドレスが公開されることはありません。