7/11 犠打失敗4の拙攻でも、守りの好プレーと岸の好投で連敗脱出

楽天-西武 試合経過

ライオンズは岸、イーグルスはレイの先発で始まったこの試合、先制したのはライオンズ。

3回、秋山、浅村の連打でノーアウト1,3塁のチャンスを作り、4番中村がサードへの強いゴロを放つ。イーグルス守備陣ゲッツーを狙う間に3塁ランナー秋山が先制のホームイン。

4回にはメヒアの2試合連続のバックスクリーンへのホームランで1点を追加。

さらに5回、2アウトランナーなしから浅村がツーベースヒットを放ちチャンスメイク。ここで4番中村がレフト前へタイムリーヒットを放ち、3点目。ライオンズは、30イニングぶりのタイムリーヒットで加点した。

一方、イーグルスは7回、2アウトながら2塁にランナーをおいて、100球を超えた岸から代打桝田が低めのボール球をライト前に運び1点を返した。

最後はライオンズのストッパー増田が不運な安打を打たれるものの、無失点で締めてゲームセット。ライオンズは連敗を脱出した。

ライオンズの拙攻

初回の攻撃は、1番に入った栗山のヒットから、2番秋山がヒットエンドランを決めてノーアウト1,3塁のチャンス。確実に1点を取らなければいけない場面である。

しかし、続く3番浅村はファーストファウルフライ。内野ゴロゲッツーでも点が入る場面、三振とポップフライだけは避けなければならないが、相変わらず浅村の自分勝手なバッティングであった。結局、この回は無得点。

さらに2回、先頭のメヒアがツーベースヒットで出塁するが、続く炭谷と永江が三振。結局、この回も無失点。1,2回で残塁4を数えた。

1回は積極的に動きチャンスを作ったベンチであったが、2回は打って変わって様子見。チャンスを作るための采配では無意味である。点を取るための采配が必要である。

さらにこの試合、犠打ゼロである。しかし、犠打を試みたのは4回。炭谷2回、永江2回いずれもバント失敗である。犠打成功率のずば抜けた低さを継続するライオンズは、この日も細かいことがきっちりできず平常運転あった。

ただ、久しぶりに岸に白星がついたこと、野田、大石の好リリーフ、守備ではミスがなく、金子、秋山にビッグプレーが飛び出したことはチームにとっていい材料である。

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