3番秋山が機能しない打線

3番秋山翔吾

相変わらず打撃陣のバットは湿っています。特に、中村が復帰し、打線を組み替えて秋山を3番に据えて以降、3番4番がなかなか機能しません。

秋山は自己犠牲の意識が強い選手であり、後ろにつなぐというのが最も得意とする仕事です。しかし、3番に秋山を持ってくると、3番は点を取ることが仕事という意識が働いてしまいます。

その結果、3番秋山が機能しない打線が出来上がってしまいました。

そもそもそれまでは9番金子、1番秋山という打線が機能していました。それにも拘わらず、なぜその打順を崩すのでしょうか。

金子の打撃の調子が上がってきて、9番で使うのがもったいないと思ってしまったのでしょうか。

6番を打つ選手がいない

金子にサードは任せられません。そうすると、必然的に森がスタメンからはじきだされてしまうため、特に6番を打つバッターに困ってしまいます。6番以降の下位打線が貧弱になってしまうためです。6番炭谷や、6番鬼崎なんて打順もありましたが、貧弱すぎます。

そこで、秋山を3番に据えて、6番メヒアという打線になったのであろうと思います。

6番を強力にしたからと言っても金子を1番に持ってくると、7番~9番は貧弱なのです。一方で、6番が貧弱でも、9番に金子がいれば、貧弱なのは6番~8番です。結局、下位の3人は貧弱という点は変わらないのです。

それにも拘わらず、金子を1番に据え、秋山を1番から3番にしたことで、秋山の働きが非常にイマイチになってしまいました。

まだ打順を組み替えてから数試合であり、結論を出すのは時期尚早かもしれないが、個人的には秋山はまだ3番ではないと思います。将来的にはクリーンアップを担うバッターになるとは思いますが、現状のライオンズ、現状の秋山では違うでしょう。

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