不可思議なビデオ検証

6/29 西武-日本ハム

この試合でもまたビデオ検証で試合が止まる場面がありました。

6回裏、日本ハムの攻撃。

先頭の田中が四球で出塁。続くレアードは凡退したものの、1アウトから杉谷がライトオーバーのツーベースヒットを放ちます。

ライオンズの守備陣は、ライト金子からセカンド浅村を中継して、キャッチャー岡田まで返球し、1塁ランナー田中を本塁手前3メートルでタッチアウトにしました。

このプレーの中で、浅村の送球はサード側に逸れました。

しかし、キャッチャー岡田がサードよりに移動して浅村からの送球を捕球したところに、ランナー田中がちょうど走りこんできたため、運よくアウトになったプレーでした。

審判団が協議の上、ビデオ検証

この場面、本塁手前3メートルということもあり、本塁タッチアウトの判定に対して、日本ハム栗山監督はビデオ検証の要求をすることもありませんでした。

つまり、得点を阻止した西武はもちろんのこと、ランナーがアウトと判定された日本ハムも納得の判定であった言えます。

みんなが納得して丸く収まったと思われたところ、審判が集まり協議を始め、ビデオ検証をすると言い放ったのです。

もちろん誤審がいいわけではありませんが、全員が納得すればそれでいいのです。

何でも完璧が最適というわけではありません。

何のための、誰のためのビデオ検証だったのでしょうか。

コリジョンルールの見直し

早ければオールスター明けの後半戦からコリジョンルールを見直す可能性があることが報道されています。

ルール自体の改正ではなく、審判の判断基準を緩和する方針だということです。つまり、運用方法を見直すということです。

今シーズンは変わらないと思っていましたが、シーズン途中の見直しはいいことですね。期待しましょう。

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