6/29 第74戦 西武-日本ハム リリーフ投手がいねぇんだよ・・・リリーフ十亀が3失点で泥沼の4連敗

ライオンズの74戦目

日本ハムとの3連戦の3戦目です。ライオンズの2連敗で、すでにカード負け越しは決定した3戦目です。

先制されながらもなんとか追いついたライオンズですが、リリーフに回っている十亀が打たれ、ファイターズに3タテをくらってしまいました。

スコア

札幌ドーム 日本ハム9勝5敗

1 2 3 4 5 6 7 8 9
西武 0 0 0 2 0 0 0 0 0 2
日本ハム 0 2 0 0 0 0 3 0 × 5

勝利投手:宮西
セーブ:マーティン
敗戦投手:十亀
(西武)バンヘッケン、十亀、大石-岡田
(日本ハム)斉藤、鍵谷、宮西、谷元、マーティン-大嶋、市川

ダイジェスト

先制はファイターズ。2回に2アウト満塁からタイムリーヒットが飛び出しファイターズが2点を先制。

一方のライオンズは4回、メヒア、浅村、栗山の3連打で2点を返し、同点に追いついた。

両チームの先発投手が4回2/3で降板し、継投勝負となった。リリーフ陣が弱いライオンズは、十亀が3四死球の満塁から打たれ、3失点。ライオンズは最終回、ファイターズの守護神マーティンを攻めて1点を返すが時すでに遅し。

敗れたライオンズは4連敗で借金8となってしまった。

試合の詳細

ファイターズの先発はハンカチ斉藤祐樹、キャッチャーはソフトボーラー大嶋匠である。ずいぶんと舐められたライオンズである。舐められたライオンズであるが、先制はファイターズ。

今シーズンまだ未勝利のバンヘッケンは、序盤から球数の多いピッチングで、2回には2四死球を与えて満塁のピンチを作った。ここで好調ファイターズの岡にライト前に運ばれファイターズに2点を先制された。

ライオンズの反撃は4回。メヒアのヒット、浅村のツーベースヒットで1アウト2,3塁のチャンスを作り、栗山がしぶとくセンター前に打球を運び、2者が生還してライオンズは同点に追いついた。

さらに5回、永江のヒットと盗塁、森の四球で2アウトながら1,2塁のチャンスを作り、ハンカチをマウンドから引きずり下ろした。しかし、続くメヒアが三振に倒れ、ハンカチに黒星をつけることはできなかった。

6回ファイターズはリリーフ十亀を攻め、死球のランナーを置いて、杉谷が右中間へのツーベースヒット。ライト金子からセカンド浅村を経由したキャッチャー岡田への返球はサード側に逸れた。しかし、岡田が送球をキャッチしたところに1塁ランナー田中が走ってきて運よくタッチアウト。

しかし、ここでなんと謎のビデオ検証が始まった。栗山監督からアピールは全くなかったにも関わらず審判団が自主的にビデオ検証を始めてしまったのである。両チーム納得したアウトであるのに、審判が試合を止めてまでビデオ検証とは、何のための誰のためのビデオ検証なのか、全く理解できないビデオ検証であった。

続く7回、十亀の自滅でファイターズにチャンスを与えた。岡のグリップエンドに当たる死球判定の後、四球を2つ続け、2アウト満塁。ここで田中の一打は前進守備の外野手の頭を超え、走者一掃の3塁打となり、ファイターズに3点のリードを奪われた。

最終回、ライオンズは粘りを見せ、1アウト満塁のチャンスをつかむ。ここで金子のショートゴロの間に1点を奪い2点差。さらに、2アウト2,3塁、一打同点の場面でバッターは森友哉。この試合最大の見せ場となったが、森はあえなくサードゴロでゲームセット。十亀の失った3点が大きすぎた。

試合を終えて・・・

牧田が離脱してリリーフに苦しんでいます。十亀ではリリーフは務まりません。コントロールが悪く、四死球が多いだけでなく、失投まで多いピッチャーです。この試合は、四死球でピンチを作り、失投で失点です。リリーフは失格です。

いねぇんだよと言われるかもしれませんが、十亀にリリーフは無理です。野上を先発に戻して、十亀をリリーフにしたのが首脳陣の大きな失敗となってしまいました。

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