ライオンズの新外国人投手 フェリペ・ポーリーノ
今シーズン、ライオンズに途中加入したポーリーノはここまで2試合に先発して、0勝1敗です。
6/28の日本ハム戦では、負け投手になってしまいましたが、6回3失点です。1点は炭谷のエラーが絡み、もう1点は浅村のフィルダースチョイスでした。打たれたという感じではありませんでした。
ポーリーノ獲得のニュースが流れたときは、また活躍しない外国人投手だろうと高を括っていました。
メジャー通算6年で97試合に登板し、13勝34敗、防御率5.22、その上、体重は122kgでストレートは159kmという話を聞けば、コントロールは悪く、四球で自滅するパワーピッチャーであることを予想していました。
しかし、予想に反して、まだ初勝利こそ挙げていないものの、自滅することもなく2試合ともなんとか試合を作っています。
2試合の成績
2試合で11イニングを投げ、10被安打、7奪三振、4与四死球、5失点です。
5失点ですが、自責点は2です。守備陣に足をひっぱられている状況です。
悪いと思われたコントロールですが、それなりにいいコースに決まっています。ストレートは150kmを超え、たまに高く浮いたボールを痛打されますが、自滅するような兆候は今のところ見られません。
たった2試合ですが、もしかしたら使えるかも、と期待を抱かせてくれます。これまでの外国人投手が酷いため、先人たちと比べて少しいい投球をしただけで、期待してしまいます。
ただ、これから暑くなる季節です。巨体が暑さに耐えられるか、特に西武プリンスドームは蒸し風呂になります。暑さに負けずにここまでのピッチングを続けられるかがカギになるでしょう。