永江恭平
プロ5年目の守備の人です。
今シーズンは、ほぼ守備固めでの起用ながら22試合に出場しています。ライオンズの内野陣の中ではNo.1の守備力を誇る永江ですが、バッティングの方に課題がある選手です。
6/26のロッテ戦で今シーズン2試合目のスタメン起用となりました。前日の試合で鬼崎がエラーをしたことが原因でチャンスを与えられた形です。
今シーズンの永江は、前日まで10打数ノーヒットで、バッティングではあまり期待されていない状況でした。
初の猛打賞
ところが、蓋を開けてみれば、6/26の試合は、初打席で今シーズン初ヒットがタイムリーヒットとなり、続く2打席目、3打席目でもヒットを放ち、永江史上初の猛打賞を達成しました。
一芸に秀でるということはプロで生き残っていくために必要なことですが、守備の永江に打撃が備わってくると、ショートのレギュラーを取るのも時間の問題です。
猛打賞はたまたまかもしれませんが、田辺監督談では「最近、練習で取り組んでいることが、なんとか今日は出たのかなと。」とのことです。
守備に就いているときのようなリズムで打撃に臨むことを心掛けてやっているということらしいです。守備のように体を動かしながら打撃に臨んでいるようです。
実際にバッターボックスの中で体を動かしているようには見えませんが、おそらく意識の問題でしょう。得意の守備での体の使い方を打撃で使うという意識でしょう。
永江の守備があれば、1日1本と言わず、送りバントや四球、球数を投げさせることをきちんとやれば、2日に1本でも十分にスタメンで活躍できます。
ショートが固まれば、(浅村のケガの具合にもよりますが)セカンド浅村とともに強力な二遊間が完成し、ライオンズの内野陣が安定することになります。あとは、サードの守備だけ、と言いたいところです。
この調子でレギュラーを掴め! がんばれ永江!
コメント
いつもコメント長くなってしまってすみません(笑)
私は球場に観戦しに行っても
学生時代の野球仲間とずっと作戦談義を交わしているタイプですので、
つい、言いたいことが多くなってしまって。。。
ブログ主様のブログ、
大変面白く、毎日のように読ませてもらっています!!
さて、永江のような選手の活躍は本当に嬉しいですね。
安直な言い方ですが、
バットがすごく素直に出てきているなという印象を受けました。
仰るように、簡単にはアウトにならないしつこさ、いやらしさが出てくると、
いい選手になれそうですね。
期待して観ていこうと思います。
ご愛読ありがとうございます!
永江は、数試合はスタメン起用されると思われるので(左投手の場合は分かりませんが)、この数試合が勝負です。秋山も最初は守備を買われてスタメンで出場していた選手です。永江も同じように守備からつかんだチャンスを活かしてもらいたいところです。