6/26 第71戦 ロッテ-西武 15被安打9与四球に守備のタイムリーエラーも絡み惨敗

ライオンズの71戦目

ライオンズの71戦目は、カード勝ち越しをかけてロッテとの3連戦の3戦目です。

前回登板で初勝利を挙げた多和田の先発でした。多和田は5回5失点で試合を作れずにマウンドを降りました。リリーフ陣も打たれ10失点でロッテに惨敗を喫してしまいました。

スコア

西武プリンスドーム 西武5勝6敗

1 2 3 4 5 6 7 8 9
ロッテ 2 1 2 0 0 0 1 0 4 10
西武 0 1 1 0 0 2 0 2 0 4

勝利投手:スタンリッジ
敗戦投手:多和田
(ロッテ)スタンリッジ、松永、大谷、益田、東條-田村
(西武)多和田、小石、大石、佐野-炭谷、上本

ダイジェスト

先制はこの試合もロッテ。初回にノーアウト満塁から犠飛と内野ゴロで2点を挙げた。さらに2回にはライオンズ金子のエラーで1点を追加した。

一方、ライオンズは、2回にこの日スタメン起用となった永江のタイムリーヒットで1点を返した。

ライオンズは2点差に詰め寄ったものの、3回には多和田が1発を浴びてロッテにリードを4点に広げられた。

ホームランで突き放されたライオンズは3回、内野ゴロダブルプレーの間に1点を返し、5-2とした。序盤から点の取り合いとなった。

中盤に入り、6回ライオンズは山川の内野ゴロの間に1点を返し、さらに代打上本が2試合連続のタイムリーヒットで1点差に詰め寄る。

しかし、1点差となった7回にロッテは小石を攻めて1点を追加し、ライオンズを突き放した。さらに9回には、佐野が打たれ、ロッテにダメ押し点を与えてしまった。

試合の詳細

ライオンズの先発多和田は初回から大きなピンチを招く。ポテンヒット、絶妙なバントヒット、四球でノーアウト満塁のピンチ。ここでデスパイネの犠牲フライと、ナバーロのショートゴロで2点を先制された。ポテンヒットは、浅村が追いすぎた結果、浅村も秋山も捕球できないヒットとなってしまった。秋山に任せていれば取れていた打球であっただけに、もったいない守備のミスであった。

2回も多和田は失点した。2アウトまでこぎつけたもののランナーは1,3塁。ここで角中のサードゴロを金子がエラーし、1失点。この試合もまたエラーで点を失った。3回もさらに多和田は失点を重ねた。あっさりと2アウトを取ったものの、ヒットを打たれた後のホームランで2点を失った。

一方のライオンズは、2回浅村と炭谷のヒットを足掛かりに2アウト1,2塁のチャンスに久々のスタメン起用となった永江の今シーズン初ヒットがタイムリーヒットとなり、1点を返した。さらに、3回にはスタンリッジのエラーと、ヒットで1,3塁のチャンスを作った。メヒアはショートゴロゲッツーとなってしまったが、2回に続き1点を返した。

さらに6回、浅村と栗山の連打で1アウト2,3塁のチャンスを作り、続く山川のショートゴロの間に1点を返した。続く炭谷には代打上本を投入。昨日に続き、上本はタイムリーヒットで結果を出し、ロッテに1点差に詰め寄った。

しかし小石が踏ん張れず、2イニング目となった7回に、四球とヒットで1,2塁のピンチを背負う。ゲッツーを取り、無失点で切り抜けられるかと思ったが、加藤にタイムリーヒットを浴びて再び点差は2点に広がった。

さらに9回、佐野がめった打ちでダメ押しとなる4点を奪われて終戦。めった打ちされただけでなく、守備で浅村が足を痛めるアクシデントまであり、散々な試合となってしまった。

試合を終えて・・・

浅村のケガの状態が心配されます。9回の守備でアキレス健あたりを痛め、交代になっています。歩いてベンチに戻ることができたので、軽傷であることを祈りたいです。

7,8回はライオンズはあっさりと三者凡退でしたが、ロッテは7,8,9回とも先頭打者を出し、3イニングで5得点です。リリーフ陣の差がはっきりと出てしまいました。

チーム力の違いが目立った感じの試合でしたが、ライオンズにも光明がありました。永江が久々にスタメン起用され、活躍しました。守っては難しいショートバウンドのゴロを2つ処理し、打っては猛打賞に打点1です。永江にとっては難しいゴロではなく普通のプレーなのかもしれませんが、永江がショートを守るだけで安心感があります。

浅村のケガにより内野手が足りなくなる可能性もあり、しばらく永江がショートのスタメンで起用されることになることでしょう。

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