エラー、ミスで点を失う試合を続けるライオンズ

6/25 ロッテ戦

延長10回、代打坂田のサヨナラヒットでなんとか勝利を収めたライオンズですが、この試合でもミスのオンパレードでした。

記録上のエラーは3つです。
1回 森の送球エラー
1回 金子の落球
7回 鬼崎のショートゴロエラー

どのエラーも得点に絡んでしまったエラーです。1回には3失点、7回には4失点。

特に、7回には、2つのフィルダースチョイスも絡んでいます。

逆転打を打たれたロッテ田村の打席は、1アウト満塁でした。しかし、それまでにこのイニングで、遊ゴロ(エラー)、遊ゴロ(アウト)、一ゴロ(野選)、二ゴロ(野選)と4本の内野ゴロを打たせています。

4本の内野ゴロと2本の単打で1アウト満塁とはお粗末以外の何物でもありません。

その前の5回には、ロッテが4単打を放ちながら無得点という攻撃で、ライオンズの守備の良さが見られたかと思いましたが、7回は残念なミスのオンパレードでした。

鬼崎のエラーが一番酷い?

特に7回の先頭打者の鬼崎のエラーをやり玉に挙げている人が多いようですが、私の見解は少し違います。

もちろん、鬼崎のエラーもよろしくはないですが、やはり森のエラーでしょう。

1回、1アウト1塁からライト前ヒットで1塁ランナーが3塁に進みましたが、森は3塁で刺そうとしたのか、するどい返球が送球エラーになっています。

この場面、森の守備位置は深く、1塁ランナー高濱は足が遅い選手ではありません。投げても間に合わないタイミングです。鬼崎がちゃんと捕球できればよかったのですが、捕球できずバッターランナーを2進させて、1アウト2,3塁のピンチを招いています。無意味な送球が招いたエラーです。

1アウト1,3塁であれば、デスパイネの遊ゴロでゲッツーでチェンジになっていた可能性がありました。もちろん、エラーがなければデスパイネの打席での結果は変わっていたかもしれません。金子の落球なんかは論外ですが、その落球の引き金を引いたのも森のエラーです。

森の走塁ミス

さらに森は走塁でもミスを犯しています。

5回裏、2点を勝ち越して、さらに1アウト2,3塁のチャンスでバッターはメヒアです。

2塁ランナーは勝ち越し打を放った森です。

メヒアの打球は、ライナー性の打球でセンター前に落ちましたが、ランナー森は二三塁間で1度止まっています。センターの守備位置をきちんと確認して、打球の強さを見ていれば、センター前に落ちるのは確実な状況でした。

それにもかかわらず、1度止まってしまった森は、3塁ストップです。完全に走塁ミス、判断ミスです。

最後までもつれた試合で、いくら点を取っても足りない試合展開だけに、非常に大きな走塁ミスになってしまったと言えます。

結果、試合には勝ちましたが、森の送球エラー、走塁ミスがなければ・・・という試合だったように思います。

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